形のないもの

2006年9月8日
状況が変わっても、それは変わらない物だったのではないか。

形のないものだからこそ。

君の言葉しか信じられないと言うのに。

嘘吐き

2006年9月4日
子供の頃、
嘘を吐く大人にはなりたくないと思っていたあたしが
今じゃ嘘ばかり吐いている。

嘘を吐かなければ壊れてしまう物たち。

嘘を吐いてでも守りたいそれは、
幸せなのか、そうでないのか。

努力の方向

2006年8月17日
あたしがしなければならないのは
愛する努力ではなくて
愛していると認める努力なのかも知れない

それはとても
勇気のいることだけれど

窒息

2006年7月28日
温度も湿度も高い日は、
呼吸をするのが辛い。

口を開けてパクパクしていたら、
水面に浮かんで酸素を求める金魚の気持ちが少しわかった。

明日はエアポンプを買ってこよう。

記憶

2006年5月19日
古い友人が死んだらしい。

遺族の意向により、死んだ事実も公表しないとの事。
だから、彼の死を誰も知らない。

それで、彼は寂しくないだろうか。
人一倍孤独を気取りたがる寂しがり屋の彼だったから、
あたしは少し、心配なのだ。

全ての根っこには愛

2006年3月22日
愛だよ、愛。
君を想う気持ちを他の言葉には置換えられない。

むっとするのも
にやにやするのも
ほんわかするのも
じりじりするのも
ざわざわするのも

全て愛だ。

さかな

2006年3月18日
つりあげられてしまったあたしは
息ができなくて、とても苦しいけれど
それでもあなたのそばにいたくて
息も絶え絶えにあなたを見上げているのです。

あなたと同じ環境で生きていられたらいいのに。

大人

2006年3月16日
あたしはもう充分大人なのだけれど。

それでも、
もっともっと、おとなにならなければいけないのだと思う。

せめて、
あなただけは傷つけずに済むくらい、
強いおとなにならなければいけないのだと思うわ。

愛と執着

2006年3月11日
時々ね、わからなくなるのよね。

あたしはあなたを愛しているのかしら?
もちろん愛しているつもりではいるのよ。
だけどひょっとして、これは執着なのではないかしら?

愛だとしても、執着だとしても、
あなたが欲しいのにかわりはなくて、
あなたを所有する事は永遠にないのよね。

重ねる

2006年3月9日
繁殖を目的としないセックスは苦手だった。
他人がするのは一向に構わないが、
自分にはそれを楽しむ余裕などないと思い込んでいたのだ。

ところがいつの間にか、
繁殖以外の目的でセックスを求めるようになっていた。
触れたい、重なりたい、感じたい。

ただし、相手は君でなければ。

深く愛しています。

嘘吐き

2006年2月28日
こんな事を言うと、
周囲のまっとうな人間達は揃って顔をしかめるけれど。

私は、
この嘘に関しては何の罪悪感も感じていない。
それどころか、
この嘘をここまでつき通している事に
誇りすら感じているのだ。

それを守る為に
私は誇り高き嘘吐きになろうと思う。

ノートに

2006年2月26日
可哀相な自分を書きなぐってみた。

可哀相な私だから、誰か愛してよって。

こんな事してるから愛されないんだよ。

わかってますよ。自分でも。

あたしだって

2006年2月25日
泣いたあの子をかばう君

あたしは笑って背中を押すだけ

あたしだって
悲しくなかった訳じゃない

悲しむなんて許されないだけ

かばん

2006年2月24日
目の前に友達の鞄があって、
その口がぱかっと開いていたとしたら、
あなたは覗き込むかしら?

私は覗きこまないわ。
だって、友達の鞄だもの。

ただし、
前に私がなくした大切な鏡を、
最近彼女が使っているのを見ていたとしたら。

彼女なら、私の物を奪うかも?
そんな風に少しでも疑っていたとしたら。

つい、覗きこんじゃうかもね。

そのかばんの中に、私の大切な鏡が
入っていてもいなくても、
私は悲しい気分になるって事、わかっていたとしてもね。

かわらないもの

2006年2月13日
かわらないといいね。

これが、それだといいね。

壊れる

2006年1月23日
人だって壊れるんだ

あたしだって
あなただって

ゆっくり作りなおせばいい
壊すよりも作り直すほうが大変だけど
死んだ人間よりも
生きてる人間を大事にしな 

あなたはそう言って笑ったけど

やっぱり
死んだ人間にはかなわないよ

綺麗なままの君を残して
あたしはどんどん汚れていくの

うそをつく

2005年12月18日
君が嘘をついていた。

あたしは、君が嘘をついた事を責めたけれど、
本当に責められるべきなのは、
君にそんな嘘をつかせてしまったあたしなのでしょう。

君がどんな失敗をしようとも、
あたしをどんな形で裏切ろうとも、
あたしは君を愛しているから。

どうして、
それを君にうまく伝えられなかったのだろう。

恋文

2005年12月16日
あなたが幸運でありますように。

ふと気付く

2005年12月2日
あたしはうっかり者なので、
油断すると他人様を傷つけるような言葉を吐いてしまう

ような気がしてる。

実際に他人様から批判を受けた事はないのだけれど、
後になって「あの言葉はまずかったのではないだろうか」と
ひとり布団の中で落ち込む事があるので、
他人様と言葉を交わす際には、恐ろしく慎重になる。
(それでもやはり、落ち込む事があるのだから、あたしはうっかり者なのだろう)

だから、
あたしが他人様と交わす言葉の半分はあたしの言葉ではない。

これまで他人様ではないと思いこんでいた相手が
実は他人様であった事に、ついさっき気がついた。

そうか、
だからこんなにあたしは疲れてるのか。


あの子達に 会いたい。

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