カップヌードルのシーフードカレー。

おいしかった。
教えてくれたM君ありがとう。

あれ？M君じゃなかったかも。

まぁいいか。

人の名前を覚えるのは苦手です。

気がつけば、夏になってた。


煙草をやめた。

アルコールは増えた。

食事量が減って

体重も減った。

友達との付き合いが増えて

恋人と別れた。

だけど案外平気で

気持ちの薄っぺらさに気づいて

やっぱりなぁなんて思った。

私は失うことが苦手で
本当に心底参ってしまうので
最初から手に入れない事にしています。

それでも
私の中に入り込むいくつかの人達。

飲み会で隣の席に座った某氏。
はじめましてではなかったけど、
プライベートな話をする程の付き合いではなかった人。

二次会でまた隣に座り、初めてプライベートっぽい話をした。

ふーん、色々あるんだねぇー。
なんて、彼の話を聞く。

ふと彼が、
俺、君みたいな人、好きだなー。
と、つぶやく。

へー、物好きだねー。

いや、ほんとほんと。

はぁ、そりゃどうーも。

彼の手がやたらと私に触れる。

酔っ払ってしびれてきた脳みそで、なんだこれは？
と、考える。

帰りは二人で歩いて帰ることに。

指を絡めてこようとする彼に
さわんな。
と、可愛げのない反応をする私。

私は、浮気性だけど、相手はちゃんと選ぶんだよ。
と、言ったら、
俺じゃだめなのかー。
と、面白そうに笑ってた。

だめだろう。普通。

スキあらば、キスをしようと顔を近づけてくる彼をかわしながら、

めんどくさいなー。

と、言ったら、
また、笑われた。

私の事、好きなの？

好きになりそうだー。

へぇー、大丈夫？

なにが？

ばかでしょ？

ばかじゃないよ。

とりあえず、私にはさわらないでね。

なんで？

いやだから。

さわりてー。

さわられたくねー。

以下、繰り返し。

両手をぐうに握り締めたまま、
腕をぶんぶん振って、
早歩きで家まで帰った。

可愛い可愛い言いながら、
彼はついてきたけど。

あたしは、だんだん情けなくなってきて

そのまま走って家に帰った。

もう充分おとななのに。

こう言う出来事は苦手だ。

君に会えない日々が続いて
会えないのが日常になって
あたしの日常から君が消えて
そうやって少しずつ慣れた頃に電話が鳴った

いつだって君はこんな風に
あたしを繋ぎ止めておこうとする



あたしがまだ君を想っているか
君にとってそれがそんなに重要な事ならば

もう少し早くに電話をしてくるべきだった


今度こそ
もう遅いよ


寂しがり屋でごめんね

昨日の夜、お風呂でふやけた爪が
ギリギリの所からぴーっと欠けちゃって
深爪状態。

だから今日は彼に会えないの。

なんて、真面目な顔で言うなんて、
なにこの乙女チック。

湯船に浸かって何気なく下を見たら、わずかながら浮いてて、その事にちょっと浮かれながらもっと下の方を見たら、たるんでて萎えた。

なにかしらと理由をつけたがるけど、そもそもこんな時間におにぎりを食べてるのが間違いだって事は、あたしもよく理解しているつもり。

昨日、携帯に登録していない番号から着信、しかもワンギリがあったのだけど、どうやら友達だったらしい。
操作ミス？なのか？あたしの事が嫌いになった？

なんであの子の番号が登録されてなかったのかわからない。
向こうにはあたしの番号登録されてたのにね。

薄情なんだね、案外。

大晦日には、その1年の反省をしなければならず、
元旦には、その1年の抱負を語らねばならないらしい。

あたしはどっちも思いつかなかった。
いかに普段適当に生きてるか言う事なのだろう。

さて、適当に生きてるあたしではあるが、それなりにすべき事はあるし、立場とか、役割とか、ポジションとか（あれ？重複してるか？）、そんな面倒もあるわけだ。

なので、今、とてつもなく悲しい出来事が起こっても、さめざめと泣く事もできないし、辺り構わず当り散らす事もできないし、布団に包まってただ時の過ぎるのをじっと待つ事もできない。

悲しむ事など、許されはしない。

悲しい事が起こらないように、何かに期待し過ぎないように、何かに執着してしまわないように、もしくは、大切な何かを所有してしまわないように。
注意深く生きなければならないのです。全く。

だけど、いつの間にか期待をし、執着し、それを手にいれたような気分になっている。
注意深く生きてきたのに。

それらを全部「気のせい。勘違い。」で済ますだけの強さを手に入れなければならない。

抱負。

彼はいつもあたしにすきだと言ってくれたけど、
あたしは一度も彼にすきだと言えなかった。

本当は　あいしていた　かも知れないのに。

人を好きになる事と人に好かれる事が、
本当はとても怖い事なんだと知った17歳のあたし。

拭って消える汚れならば
眠って忘れる痛みならば
笑って話せる記憶ならば

頷き許せるあたしならば

まだ許せない
まだ愛せない

あたしはずっときれいにならない

とにかく長生きなどしたくはない気分になったので、これからの人生、体に良くないと言われる事ばかしして過ごすことにした。

酒
タバコ
夜更かし
高カロリーの食事
もしくは絶食
炭酸飲料

酒とタバコはずっと前からの習慣なので、影響はないだろう。
夜更かしをしようにも、ある程度の時間になると気を失っている。
高カロリーの食事は体が拒否した（つまり吐いた）。
すでに夏バテで絶食に近い生活を送っていることに気づいた。
炭酸飲料とは、なぜあんなにも腹が膨れるのか。
そしてかならずゲップが出る。

精神的には長生きを拒否しつつ、肉体的には長生きを求めている。
心と言うヤツはやっかいでありますね。

あそこで泣くなんて
あの人の前で泣くなんて

ずるい。

しかもそれが
自然に出た涙に違いないと
あの人に言わせるんだから

本当にずるい。



あたしが戦えるわけないじゃないか。

やつれたと言いながらも、
自分の足で立つと言う心地よさを感じてるんだね。

遠くにいても
この日を覚えていてくれて
あさいちばんで連絡をくれたあなたと
繋がっている幸せ。

7年目。
ガーベラとトルコ桔梗が好きで、
ケイトウの花の名前を私に教えてくれた人。

また今年も、私だけ歳をとったよ。

あなたはあの頃のままの、ふんわりとした笑顔で
おめでとー
って言ってくれるんだろうね。

おめでとー
って
妙に間延びした言い方で。

足を
腕を
首筋を
胸元を

跡が残るほど吸わないで

かかとに
くるぶしに
まぶたに
くちびるに

あなたはどこにでも吸いつくから

今日のあたしは
うーらーめーしーやー

だめだこりゃ

もしも前世があったとしたら
きっとあたしは植物で
きっとあなたは草食動物

あなたに吸われ噛み砕かれ
あなたの糧になる喜び

いつかあなたが死んだ時には
あなたの全てを糧にして
朽ちたあなたの上で咲く

もうだいじょうぶだから
にどとゆめにはでてこないで

あたしがひとりでないたとしても
それはもう
あなたにはかんけいのないこと

盛り上がるような恋心など、とうの昔に失ってしまった。

あたしの存在が
君たちの生活に刺激を与え、
その結果、君たちのアイが深まるのだとしたら

誤解をうけたまま消えるのが美しいだろうか。

あの時は一時の気の迷いだと思っていた

だけど、一時の、と言うにはずいぶんと長い時間が経った
そしてあたしは迷うと言うより狂っている

くるものを拒まないが、同時にさるものを追わないあたしは
いつだって気がつけばひとり

それはそれで良いと思っているのに
どうしてあなたは深い仲になる事を求めるのだろう

あたしの事は通りすがりの雨宿りとでも思ってくれたら良いし
ほんの先の未来には忘れてしまう関係こそ望ましいのに

拒みたくないし追いたくない
責任など持ちたくない

あたしは、

ずっとここにいるから
いつでもここにいるから

いつでも逃げて来て良いからね