赤と緑と

2007年3月13日
その赤い花の名を「ケイトウだよ」と教えてくれたのは彼女で
そんな彼女といっしょに働いた店の前には大きなやなぎの木があった。
ただそれだけの事なのに、どきりとした。


近所の小さな商店の店先にある煙草の自動販売機
硬貨を入れるところに貼られたガムテープ
夜になっても明るくならないただの箱

手の中で暖かくなった300円は今もポケットに入れたまま

たぶん今夜は彼女の夢をみる。

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